日曜日、「インクも補充したしなにか写真でも印刷してみよう」と挑戦してみたのだが、早速かすれていました…。
とりあえずエア抜きをしたらカスレはすぐに直ったのだが、色合いがおかしい・・・。マゼンダが出ていない感じで20年前の思い出の写真っぽく印刷されてしまうのだ。ということで大量に紙を消費しながら色々試していくと、どうやらフォトカラーがおかしい事が判明した。カラー+黒だと色合いが正常なのにカラー+フォトカラーだと思い出写真になってしまうからだ。
そういえばこの問題のフォトカラーインクは去年の年末に購入し、早々に年賀状印刷で空になってしまったから半年近く放置してあった事になる。てことは中でインクがヘドロ状態に干からびているのだろう。ということで早速フォトカラーの復旧を開始した。
まずは前回のように指をレインボー色にしたくなかったのでプラスチックでできたヨーグルトの容器を3つ用意、ちょうどカートリッジがすっぽり収まっていい案配だ。底には折りたたんだティッシュを詰めておく。
カートリッジを容器に入れ、上部の注入口からインクをスポイトで全部回収。吸ったインクはヘドロインクが溶け込んでいると思うので躊躇わずにもう1つの容器に捨てる。ついでに、この容器を間違って倒してしまうと人生投げ出したくなる位の大惨事になってしまうのでテープで軽く固定。
注入口から全部抜き終わったらカートリッジを上下反対に置き、ヘッド側からインクを吸い取る。と思ったが、カートリッジを反対にすると残りのインクがすべて上蓋側に落ちてしまってヘッドから吸っても意味がなさそうなので逆にせず、そのままの状態で下から吸い取る。
マニュアルによると「エア抜きの場合はスポイトを一気に引いてください。ゆっくり引くとインクがいっぱい出てきてしまいます」と書いてあるのでゆっくり引く。そうすると泡々になったインクがいっぱい出て来た。これもインクより空気の方が多くなるまで吸い取り。
次に念のため、お湯を入れたヨーグルト容器にカートリッジを漬け、しばらくヘッドの洗浄。
数十分漬けて洗浄を終わらせインク補充作業を行い完了。「よし、こんなに手間を掛けさせて直らなかったらこんな糞カートリッジ踏みつぶして粉々に粉砕してゴミ箱に捨ててやる!!」とプリンタとカートリッジを脅しながらテスト印刷したら、OKでした。漬ける時間が短いだろ、と言う方がいるかもしれないがこの記事でもわかるように、ただ単に待っていられないだけだ…。
ということでインクの補充って、補充自体は簡単なんだがその後のトラブル対処が結構難しい。男の仕事ですなこれは。
Posted by hide at 2005年07月11日 17:47 | トラックバック