2001年11月21日

TVの見方

今住んでいる所で使っているTVが壊れた。

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図1

シャー(プ製なのだが画面が横一本線、図1な状況だ。実は自宅の事務所で使っていたX68000の純正CRTでTVも見れるというTVも使っているのだが、これも少し前からこれと同じ状態になっている。事務所では特に見るという感じではないのでひっぱたいたり後ろのアンテナの入力端子の付いている部分をガタガタいわすと直るので、その状態でだましだまし使っていた。といっても買ってからすでに10年位経っている(はず)なのでまぁ寿命かなと思ってあきらめていたのだが、今住んでいる所にあるTVはそんなに古くない感じがするのになぜか同じように腐ってしまった。シャー(プは伝統的にその辺の故障が多いのだろうか。このTVは知り合いからいらなくなったって奴をもらってきた物なので実際何年前の物なのかは面倒で調べていないのでわからないのだが。

住んでいる所と書いたが実は寝に帰っているだけでTV等見る事は殆どない。寝る前に誰かが持ってきたプレステで腐ったゲームを30分位やったり、徹夜開けの時に朝のニュースやミニモニだかが出てる訳のわからない番組をBGMにしてタバコを吸ってマッタリ、って位にしか使っていないので俺様的には別に問題はない。

んで、今回の雑記ではこの画面のままどうやって本当の映像を見るかという方法を書いてみようかと思うのだが、くだらないので暇な人以外は見ないほうがよい(笑。

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図2

で、まぁこんなページを見に来る人であれば大体知っていると思うが、テレビの画面とはブラウン管のケツのほうから電子ビームをブチ飛ばして表示面裏の蛍光体に当て、発光させるという構造である。その電子ビームは全面を一気に書き上げている訳ではなく、走査線といって左上からまっすぐ右へ移動し、右端まで行ったらまた次の段の左から右へ、という感じで画面下まで書き上げるという図2のような感じで書いている。まぁ図ではすごくスカスカだが実際はもっと隙間は詰まっている(あたりまえだ)。
この1つの動作を30分の1秒に1回やっている訳だが、なんでこれで普通の1枚の絵に見えるの?と思うかもしれないが人間の目は30分の1秒間隔くらいであれば頭に残像残っていてそれがまだ見えているのである。よくTVでパソコンの画面やTVを映すと上下に移動してる黒い帯が見えるがそれはこの30分の1秒で書いているというのが原因だ。カメラには残像は関係ないので(あるけど)書いてない部分が映ってしまうのだ(と思うw)。

話がそれた。それで「見方」、だが。

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図3

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図4

先ほど図2でも説明したことなのだが、テレビを前から後ろに真っ二つにしてみると、ブラウン管の後ろ側から出た電子ビームが磁気により捻じ曲げられ画面前面にぶつかり、それが上から下へと書いていく。それが図4のように目に映り、普通の画面に見えるのだが、うちの腐れTV君は壊れているので、図5のようにしか映像を書けない。

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図5

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図6

要するに上から下までの全ての映像が真中1本に集中しているのである。そこでこれを無理やり見てやろうとする場合は、逆に30分の1秒で目玉を下から上に動かしてやればいいのである。図6な感じだ。
ちょっと気持ちの悪い図だが、これはテレビに対して目玉を下から上に動かす事を意味している。こうすれば目玉の上のほうから下に向かって順番に1本1本の映像が入ってくるので連続した1枚の映像のように見えてしまうという事だ。上手に見るコツとしては、テレビ画面より少し下を見ている状態から、すばやくTV画面を意識せずに画面より上を見れば、「あ!見えた!」となるのである。実はこれを連続で行って何とか画面を見てやろうとしたのだが、そのまま目を画面の下に移動すると上下逆さの映像が見えてしまう。高速でやってみるとなんだか訳のわからない映像になってしまうのである。そこで、もっと上手に見る方法を考え、編み出したのが次の方法である。

1.まず目を開けて下から上を見る。
2.次に目を閉じて目玉を下に移動する。
3.1に戻る。

このサイクルを30分の1秒毎に実行するとアラ不思議!、普通に見える(はず)なのであるが。俺様の身体能力ではこれを実行することはできなかった。このページをご覧の方で、こういう機会に遭遇した場合は是非この方法を試して頂き、もし成功したという方がいらっしゃったら御一報頂きたい。

阿保か<俺

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