2005年01月28日

ダイナミックDNS

 野毛ダイアリーのページがここしばらく見えなくなっている。そこのドメインはダイナミックDNSを使っているのでウェブマスターが旅行中で、たまたまサーバーのIPが変ったけどルーターが通知していないとか、そんな感じかな?もしくは辞めたか。まぁ彼の飲みの頻度からして辞めると言うことは無いだろうな・・・。もしかして肝臓か膵臓でもイったのか?!てか縁起が悪いからやめとこう。

 このダイナミックDNSだが、これは固定IPが無くてもドメインがもてるという仕組みのDNSを提供するサーバーだ。IPとDNS・ドメインの関係は以前「Spamメール」で説明したのでそちらを参照頂くとして、ちょっとこのダイナミックDNSの説明を書いてみる。

 通常 domain.com = 192.168.1.1 のようにドメイン名とIPアドレスは固定でひも付けされるのが基本なので、ころころIPが変ってしまう一般のADSLユーザーなどはドメインが持てなかった。しかし、このダイナミックDNSだとユーザーからの通知によって簡単にドメインとIPのひも付けを変えてくれる。なにかのタイミングでIPが変ってしまっても通知するだけでOKなのだ。

 最近はこのダイナミックDNSサービスも無料、IPの通知機能もルーターに内蔵されている事が多いので本当に簡単にできるんじゃないかな。たまに外部から書類を引っ張り出すことがあるので私の会社のPCもダイナミックDNSに登録してある。こうすればIPアドレスが変ってもドメイン名入れるだけでアクセスできるからね。逆に使っていないと外部からでは変ったIPアドレスを知る術が無くなる。

 実際の仕組みはどうなってるのかなぁ、と思ったけど単純にドメインの有効期限を短くしているだけじゃないのかな?。通常ドメイン情報には有効期限があって、数秒〜数時間・数日等に設定出来る。例えばどこかのDNSサーバーが一度 www.rsi.gr.jp というドメイン情報を参照していくと、その情報と一緒にくっついてきた有効期限の間は再度参照に行くことはない。これだとサーバーを他の場所に引っ越さなきゃいけなくなった場合、引っ越ししてドメイン情報を更新したとしても、ドメイン情報の有効期限が過ぎるまでは新しいドメイン情報に参照しに行かないので新しいIPアドレスにアクセスしてもらえない。その間はホームページがみれない状態になってしまうのだ。なのでそうならないように、引っ越しの数日前から有効期限を最短に設定して周りのDNSに浸透させておいて対処してた。こうすれば設定を変えた瞬間浸透してくれるからね。

 オチが無いな・・・。まぁそういうことでワザワザ高いお金払って固定IPを貰わなくてもダイナミックDNSのサービスを受ければ自分のPCでホームページを公開出来ますよ。ということだ。

Posted by hide at 2005年01月28日 03:01 | トラックバック
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