2005年04月24日

Outlook Expressで消したフォルダーを復活させる。

 先日、OutlookExpress内のフォルダが勝手に消えていた!というどう考えてもウソな訴えに答えて復活させたので、その復活手順を紹介する。

 まず、OutlookExpressはフォルダを削除しても実際のデータは削除していない。ので簡単に復活が可能だ。例によって1・2〜と順番に説明する。今回の設定の場合、「フォルダ」という言葉の意味する場所が「OutlookExpress内」なのか、普通のフォルダの中なのか混乱してしまいそうなので、OutlookExpress内のフォルダの場合だけ「OutlookExpress内の」と表記する。

 1.まず、マイコンピュータで隠しファイル属性を表示するように設定する。マイコンピュータを開き、ツール>オプション、表示タブ、「すべてのファイル、フォルダを表示する」を選択。

 2.マイコンピュータ>システムHDD(通常C:と表示されている)>Documents and Settings>自分のユーザー名と同じフォルダ名(スタートボタンで開いて一番上に表示されている名前)>Local Settings>Application Data>Identities>{英数字}>Microsoft>Outlook Expressを開く。OutlookExpress内のフォルダと同じ名前のファイルがずらっと並んでいると思う。

 3.消してしまって復活させたいフォルダ名が「ABC」とすると、「ABC.dbx」というファイルがあると思うが、それをお約束でバックアップ。CTRL+ドラッグでコピーできる。「ABC.dbx」が無かった場合は終了、素直に諦めて下さい。
※以下、消してしまって復活させたいフォルダを「ABC」と仮定します。ABCを消してしまったフォルダ名に置き換えて作業してください。

 4.次に「ABC.dbx」ファイルを「ABC2.dbx」にリネーム。右クリックで「名前の変更」で変更できる。

 5.OutlookExpressを起動し、ローカルフォルダを右クリックしフォルダの作成を選択、「ABC」というフォルダを新規作成する。

 6.OutlookExpressを終了する。さっきのLocalSettings云々のフォルダを見ると、さっきリネームした「ABC2.dbx」とは別に、新たに「ABC.dbx」というファイルが出来ていると思う。無かったらもう一度OutlookExpressを起動して、新たに作った「ABC」フォルダの中に削除済みのいらないメールでもなんでもいいので移動し、OutlookExpressを終了してみてくれ。

 7.フォルダの中の「ABC.dbx」というファイルを消し、「ABC2.dbx」とリネームしたファイルを「ABC.dbx」にリネームする。

 8.OutlookExpressを起動。

 これでOutlookExpress内のフォルダを見ると復活していると思う。意外と簡単だろう。これって間違って消してしまった場合を想定してこういう仕様なのだろうか。まぁ、間違って消してしまった人には重宝する仕組みだ。

※ちょっと酔っているので文章読み返していない。明日もう文章と手順を確認します・・。
※一部修正しました(05/06/14)