■HP PSC 1510(1350の後継?) HP DirectPlus専用モデル 9,800円
■HP1350用インク代(Amazonでの値段)
黒インク :HP56 2,336円
カラーインク:HP57 3,690円
フォトカラー:HP58 2,850円
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合計 8,876円
というインクを交換すると新しいプリンターが買えてしまうという訳の分からない値段設定。だからといってインクが切れる度に買い換えなんてしたくないので以前から何度か記事に書いているインクの補充をして見ることにする。
補充インクはink77製、ここは研究熱心という感じで好感が持てる、しかも安いし量が多いのでよろしい。ここからプリンタが対応してるC・M・Y・LC・LM・BK(顔料)各100cc+HP用補充スタンド、初めての購入なので初回ご購入キャンペーンの補充用スポイトやらが付いてきた。ということで買ったのはインクとスタンドのみで6,090円だった。カラー+フォトカラーインクを購入した金額とあまり変わらないが、これで10〜20回補充出来ると言うことなので大変お得だ。
さて、補充作業の方は他にも一杯レビューしているサイトがあるので割愛するが、スポイトでインクで吸い、インクカートリッジの補充穴(本来は補充穴では無いと思うが)から注入、あとはスタンドを使ってインクのヘッド側からエア抜きをするだけ。実に簡単だが、思いっきり手が汚れる・・・。これは慣れれば汚れないようになると思うのだが、さすがに最新のインクは洗剤でゴシゴシ洗っても全然落ちない。
昔、しょっちゅう車いじりをしていた頃も指が油やカーボンで真っ黒になっていたのだが、その時と同じレベルで汚れが落ちない。車いじりで汚れた指は風呂に入って髪の毛を洗えば落ちたからこいつもそれで落ちるかなぁ、と洗ってみたら大体落ちてくれた。何というか、頭洗っているのか汚しているのか?と思うが両方綺麗になっているみたいだから深く考えないことにする。
ということで早速テスト印刷と思ったが、カートリッジ情報を開くと以前の空表示のまま。そういえば情報をリセットしてやらないといけなかったな、とリセット方法が載っているサイトを検索する。サイトを見るとHP製のプリンタはカートリッジ情報を3つしか保存出来ないので、インクカートリッジに細工をしてやればOKとのこと。細工方法は、カートリッジの端子部分の一部をセロテープで隠した状態で本体にセットすると、インクカートリッジの固有番号が違う番号で認識されるのでそれを繰り返し、3個分の保存データを全部押し出してしまおうという事だ。
ということでインクカートリッジ奥側の端子の1部をセロテープで隠しプリンタにセット、認識させたら外し、また別の端子をセロテープで隠してセット、セロテープを全部外してセット。これで古いカートリッジ情報は押し出しでクリアされたので、黒・カラー・フォトインク全てが新品として認識された。ということは他のカートリッジも全て補充しろよ、ということか・・・、ということで補充した。
さて、写真クオリティの物を印刷してみると、赤とか黒が階調が無くべったりと潰れている感じ。画質悪すぎ。これは多分インクの補充しすぎが原因なので何回か使っていれば直るだろう、という希望的観測をして作業を終えた。そういえばこの辺の修復方法もマニュアルに載っていたと思うが、もうメンドクサイのでやめ。
1万ちょっとのプリンタにこんな手間をチマチマと掛けているが、まぁプラモ作りのような暇つぶしにはなった。そういえば、関係ないけど雨晒しになってる1千万円クラスのカラープリンタがあったな。埼玉のあそこに。