11月 072006
 

 先日書いた私の田舎「酒田」にある満月のラーメンがカップラーメンになるという話しですが、とうとう発売された模様。箱で送られてきたのでそれを取り出してパッケージを見てみるとおやじさんがワンタンを延ばしているところの写真がのっていた。
 で、色々話しを聞いたところ、麺・ワンタンはメーカーで用意できる物の中からしか選べなかったそうだ。満月のラーメンの売りはあの超極薄のワンタンなのだが、それを再現させようとしたら一個700円位になってしまうので無理と言われたらしい、麺も同様。ということで「スープが満月だよ」というカップラーメンが出来上がった訳なのだが、東洋水産は昔からワンタン物を得意としているのでこれはこれでイケるのかもしれない。という俺はまだ試していないのであった。今日の昼に試してみます。(電車中記)


mangetu_ramen.JPG
 食べました。なんというか、やはりここの売りのワンタンは再現出来ていない。ふつうのまるちゃんワンタンスープのワンタンと同じ具でした。ガッカリだけどしょうがないか、薄いのは薄いんだけどね。麺はまぁまぁ似てる感じだけどちょいと細い。でもスープはバッチリ、ちょっとゴマ風味が強い感じがしたけど概ね満月の味が出ています。
 ところで、このカップラーメンが発売されてから妬みかなにかわからないけど「まずい!」と一言だけ言ってガチャリと切るイタ電や、地元のコンビニから「仕入れられないから何とかしてくれ!」という連絡が来たりしているそうです。
 このカップラーメンはサークルKかサンクスでしか売っていないらしいのだが、自分の店の名前のラーメンなのに直接卸して貰えないらしい、なので普通に店で買った物を俺に送ってくれたようだ。しかし、地元のコンビニの人達も、仕入れられないからと言って直接店に文句言いに行くってのもどうなのだろうか。今回は売れ行きのいい店舗にしか行き渡らなかったらしいのだが、そういう文句はフランチャイズなのだから上に文句言うしか無いんじゃなかろうか。まぁこういう事態になったのも、最初の試食会で評判が良かったからなんだと思うから嬉しくも思うのだけど。
 それとイタ電だが、同業の連中がやっているのかなにかわからないのだけど、満月のオヤジは「酒田のラーメン」というのを全国に広められればという思いから、このラーメンが売れても雀の涙ほどしか収入が得られないのに時間を割いて開発に協力したという背景を知って欲しい。観光資源が一杯あっても税金使うだけ使ってまともにアピール出来ない観光課の連中よりよっぽどまともではないか。
 この機会に是非「酒田のラーメン」がシリーズ化して、有名処が店頭に並ぶように頑張って欲しいものだ。っつーことで興味のある方はサークルKかサンクスでこのラーメンを買って味わってみて下さい。今時の流行のコッテリギトギトとは違って美味しいですよ。


 Posted by at 14:04

  4 Responses to “酒田のラーメン”

  1. 三分で

    インスタントラーメン

  2. こっちのマルKでも売っているのだろうか。
    見かけたら買ってみます。

  3. でぶになるよ

  4. だからあぶらギトギトじゃねーって

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