先日、ねえさんとのみながら熱く語り合ってきた。内容はマイナスイオン&クラスタ関係。まぁWikipediaから引用してみましょう。
マイナスイオン
マイナスイオン商品の解説や、健康本の著述の中には「マイナスイオンが疲労回復・精神安定を始めとする様々な健康増進効果をもたらす」などと主張するものがあるが、これらの効果は客観的に証明されたものではない。また、本来のイオンとは関連性のない効果や現象を混合したものもマイナスイオン効果と呼称している場合もある。
(略)
1990年代後半よりマイナスイオン商品が販売されていたが、ブームのきっかけは1999年から2002年にかけてテレビ放映された情報バラエティ番組「発掘!あるある大事典」の特集番組である。マイナスイオンの驚くべき効能が謳われ、ブームに火がつき、マイナスイオンは流行語となった。
(略)
日本国外では “negative ions” や “ionized air” と称する健康商品が、1950年代頃に一時的に流行したことがあった。しかしそれらは、米国食品医薬品局(FDA)の警告「イオン商品は健康に寄与しない」により、流行は終わった経緯がある。
商品カタログ等にマイナスイオンの効能を説明した時点で違法。何故かというと効能についての根拠がないから。以上。次はクラスタについて。
クラスタは水関係と燃費グッズ関係によく出てくるが、要は粒子というか塊(クラスタ)を細かくする機能を持つ機械。まず、そもそもクラスタが細かくなると身体に良いとかなんとか、そこからぶった切ると
Q. クラスターの小さい水は体にいいですか?
A. 2重の意味で嘘です。
液体の水のクラスターサイズを決める測定法はありません。17O-NMRの線幅が使われていますが、pHや不純物の影響が大きく、空間的な情報はそもそも得られない測定法です。言い出しっぺの松下和弘氏が誤解したのがコトの始まりです。
従って、クラスターサイズが測れないので、体にいいかどうかの評価試験も不可能です。
多くの企業がこの話に乗せられて、水の評価のために17O-NMRの測定を分析会社に依頼しています。分析を頼むとそれなりに費用が発生する上、この測定は浄水器・活水器の性能には無関係であることを考えると、実に罪作りな話だと思います。さらに、某大手企業では、数億円のNMR分光器を研究所に入れてしまい、結局使えなかったようです。そういう費用があれば、本当に製品開発に役立つ測定に使っていただいた方が、企業はいい製品を作れるし、消費者だってハッピーです。
引用元:水商売ウォッチング
まずクラスターが細かくなっているかどうかの確認が取れない、確認出来ないのに何故宣伝出来るのだろうか。これが一つ。二つめは「クラスターが細かくなると細胞への浸透がしやすくなる」といううたい文句。どうっすかこれ。よーく考えてみてください。たとえばクラスターを細かくした水で満たしたプールに入ったとする。この理論で言うと浸透力がいいはずなので、そこら中の毛穴や皮膚や細胞に直接水が浸透してきたとしたら、大変な事になりますよね。そもそも浸透性がいいと身体に良いのか?まずそこから考えましょう。
もう一つ「水分子の活動が活発になる」という宣伝文句も有るが、分子の活動が活発になる=温度が上がる、事である。まぁ確かに暖かい方が身体に良さそうな感じはするし、お茶でも飲めばいいんじゃないでしょうか。ただ、チラシでうたっているような効能が有るはずもありません。
燃費グッズについては下記を参照下さい。まぁこういうオカルト的な俄に信じられない効能の有る商品なんて物は、大体こんなもんなんです。
・エコ・バンドを試す
・エコ・バンドを試す(2)
つーことでねぇさん!これがこの前の話しの補足です!